2018年08月31日
予測できない変化に対応するために(その1)(筑西塾ブログ)
予測できない変化に対応するために(その1)
【 教育改革と予測できない変化 】
2020年教育改革により、大学入試制度改革を中心に、高校、中学校、小学校の教育制度自体が大きく変わろうとしています。
文部科学省からのアナウンスによると、
「知識や技能だけでなく、思考・表現・判断力が問われる」
「これまでの知識・技能を教師から生徒に伝える一方通行の教育から、生徒が自律的に学ぶ教育へ」
また、文部科学省の資料「新しい学習指導要領の考え方」によると、
「予測できない変化に受け身で対処する のではなく、主体的に向き合って関わり合い、その過程を通して 、自らの可能性を発揮し、よりよい社会と幸福な人生の創り手と なっていけるようにすること」
とあります。
ここで気になったのは、「予測できない変化に受け身で対処する のではなく、」という文言です。
これでいくと、「やがて予測できない変化が来ますよ」と文部科学省が宣言しているようにみえます。
今までの社会情勢の流れから行きますと、要するに、
これから起こる予測できない大きな変化(コンピューターとロボットの技術革新による大きな社会構造変化)に、
自分自身、自ら対応できる人材を育てなくてはならない
ということになると思います。
【 予測できない大きな変化に対応するために 】
それでは、この予測できない大きな変化に対応するためには何が必要なのでしょうか?
それは、徹底した基礎力を身に着けることだと思います。
真の基礎力が身に着いている人は、大きな変化が起こってもしっかり対応できます。
真の基礎力がない人が、付け焼刃的な小手先だけの技で対応すると、基礎がありませんから、
大きな変化の波についていけず、すぐに飲み込まれてしまいます。
やはり何をやるにしても基礎力は大切だと思います。それは、あらゆる応用の基礎の部分だからです。
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それでは、真の基礎力とはどのようなものか。
「考える」という行為から考えてみたいと思います。(次回へ続く)
Posted by 南風原 筑西(ちくせい)塾 at 15:22│Comments(0)