2015年11月30日
勉強のヒント 総合編 1 最も勉強の基礎となる教科は
『勉強のヒント集』として、皆さんが勉強に役に立つ、ちょっとした技術やヒントを掲載いていきます。
勉強のヒント 総合編 1 最も勉強の基礎となる教科は
【最も勉強の基礎となる教科は】
皆さんの使っている教科書や参考書は何語で書かれていますか?
ほとんどが日本語で書かれていると思います。
英語の教科書でも上級の教科書でない限り、日本語で説明が書かれています。
皆さんがどんな勉強するときでも、まず理解しなければならないのが
そう、日本語(=国語) なのです。
ですから、『国語』の学力が受験勉強を、ひいては入試を左右すると言っても過言ではありません。
【日本語を話しているから日本語ができる?】
私たちは日常会話は普通、日本語で話します。
日常会話で、話しているときに困ることはほとんどないと思います。
しかし、このことが国語の勉強をするときの 「大きな落とし穴」 となるのです。
「日常会話ができる」 = 「日本語ができる」 ではないのです。
日常会話は、話す状況によってほとんどパターン化されています。
この場面では、こう言えば良いとか、こうすれば良いとかがほとんど決まっています。
小さい時からの日常習慣からこれらを身につけ、日常生活で困ることはほとんどないと思います。
ですが、本や文章を読むときはこれが通用しません。
本や文章の中では、日常使う会話はほとんど出てきませんし、日常会話で話す内容以外のものがたくさん出てきます。
日常会話に出てくるパターンがまったくと言っていい程、通用しないのです。
受験生の中には、勉強しなくても日常の日本語ができるからなんとかなるだろう と考える人がいますが、それは大きな間違いです。
【入試で出される文章は】
入試で出題される文章について考えて見ましょう。
入試で出題されるのは、日本を代表する作家や知識人の人たちが書いた文章がほとんどです。
出題された文章の最後に、ほとんどの場合出典が書かれています。
それを見たとき、「あ、この人知ってる」 とか 「ああ、この人の文章か」 とか思ったことありませんか。
それを見ただけでも、日本を代表する作家や知識人が書いているとわかります。
その人たちが書いた文章の内容が日常会話レベルであるはずがありません。
日常会話レベルの作品を発表したら、それだけでその人の素質が疑われますし、だれもその人の文章を読まなくなるでしょう。
以上のことからだけでも、入試の問題を解くためには 「日常会話ができる」レベル ではほとんど役には立たない事がおわかりいただけたでしょうか。
日本を代表する作家や知識人の人たちの文章を読みこなすためには、相当量の知識と読むための技術が必要となります。
これについては、次回を予定しています。
【まとめ】
・すべての教科の基礎になるのは国語力である。
・「日常会話ができる」 = 「日本語ができる」 ではない。
・入試で出題される文章は、日本を代表する作家や知識人が書いたものである。相当量の知識と読むための技術が必要。
勉強のヒント 総合編 1 最も勉強の基礎となる教科は
【最も勉強の基礎となる教科は】
皆さんの使っている教科書や参考書は何語で書かれていますか?
ほとんどが日本語で書かれていると思います。
英語の教科書でも上級の教科書でない限り、日本語で説明が書かれています。
皆さんがどんな勉強するときでも、まず理解しなければならないのが
そう、日本語(=国語) なのです。
ですから、『国語』の学力が受験勉強を、ひいては入試を左右すると言っても過言ではありません。
【日本語を話しているから日本語ができる?】
私たちは日常会話は普通、日本語で話します。
日常会話で、話しているときに困ることはほとんどないと思います。
しかし、このことが国語の勉強をするときの 「大きな落とし穴」 となるのです。
「日常会話ができる」 = 「日本語ができる」 ではないのです。
日常会話は、話す状況によってほとんどパターン化されています。
この場面では、こう言えば良いとか、こうすれば良いとかがほとんど決まっています。
小さい時からの日常習慣からこれらを身につけ、日常生活で困ることはほとんどないと思います。
ですが、本や文章を読むときはこれが通用しません。
本や文章の中では、日常使う会話はほとんど出てきませんし、日常会話で話す内容以外のものがたくさん出てきます。
日常会話に出てくるパターンがまったくと言っていい程、通用しないのです。
受験生の中には、勉強しなくても日常の日本語ができるからなんとかなるだろう と考える人がいますが、それは大きな間違いです。
【入試で出される文章は】
入試で出題される文章について考えて見ましょう。
入試で出題されるのは、日本を代表する作家や知識人の人たちが書いた文章がほとんどです。
出題された文章の最後に、ほとんどの場合出典が書かれています。
それを見たとき、「あ、この人知ってる」 とか 「ああ、この人の文章か」 とか思ったことありませんか。
それを見ただけでも、日本を代表する作家や知識人が書いているとわかります。
その人たちが書いた文章の内容が日常会話レベルであるはずがありません。
日常会話レベルの作品を発表したら、それだけでその人の素質が疑われますし、だれもその人の文章を読まなくなるでしょう。
以上のことからだけでも、入試の問題を解くためには 「日常会話ができる」レベル ではほとんど役には立たない事がおわかりいただけたでしょうか。
日本を代表する作家や知識人の人たちの文章を読みこなすためには、相当量の知識と読むための技術が必要となります。
これについては、次回を予定しています。
【まとめ】
・すべての教科の基礎になるのは国語力である。
・「日常会話ができる」 = 「日本語ができる」 ではない。
・入試で出題される文章は、日本を代表する作家や知識人が書いたものである。相当量の知識と読むための技術が必要。
Posted by 南風原 筑西(ちくせい)塾 at 14:00│Comments(0)