2015年12月21日

勉強のヒント 試験編 2 試験中に行き詰ったときの対処法

勉強のヒント 試験編 2 試験中に行き詰ったときの対処法


【試験中に、どうしても行き詰ったときの対処法は?】


試験問題を解いているとき、問題が解けなかったり、問題を解く突破口が見つからなかったりすることありませんか?

そんなときは、ずっと考え続けず、まず一度問題から目をはなします。(試験の時間を考えると、3~5分ぐらい考えて解けなければ目をはなしたほうがいいでしょう。)

そして、正面を見て、心を落ち着かせるように2~3度深呼吸をして下さい。

そして心が落ち着いたら、問題を見てください。

その瞬間に、突破口が見えてくることがあります。


本当にその「瞬間」に突破口が見えてくるときがあるのです。

この方法は、特に理系(数学や理科)の問題に効果があるようです。


大学入試の二次試験の科目が数学でした。

試験時間は2時間、全部で4問。 2問は全部出来たのですが、あとの2問が解けなかったのです。

自分では7割とれれば合格する可能性が高いと思っていましたので、2問ではだめだろうと思いながら試験時間も残り10分。

「ああ、だめか」という思いと、「あきらめてはいけない、10分あれば十分解ける」との思いが交差して・・・ でも解く方法が思いつきません。

ずーと考え続けていて少し疲れてきたので、リフレッシュしようと思い先ほどの方法で深呼吸をしたあと、問題を見たときです。

「あ、解ける!」 突然解法がひらめいたのです。そこから、残りの2問も時間内に解くことが出来たのです。

このおかげで、大学入試で合格できました。

今まで、何回も、この方法で助けられています。


脳は、動くものには敏感に反応します。しかし、動かないものを長く見ていると脳は飽きるようです。

ですから、同じ問題を長く見ていると脳は飽きてきます。(これは勉強をする上で、大きなヒントになりますね。)

この状態が続けば脳は疲れ果てて、いい考えも浮かばなくなります。

そこで、リフレッシュするためにも先ほどの深呼吸が有効に働くのです。

そして、リフレッシュされた脳が突破口を見つけ出すのでしょう。

この方法はうまく行くときもありますし、うまく行かないときもあります。

しかし、だめもとで試してみる価値は十分にあるのではないでしょうか。


【まとめ】
試験中に、どうしても行き詰ったとき
①問題から目を離す。
②正面を見て深呼吸を2~3回する。
③そのあと問題を見る。
④解答がひらめくときがある。







Posted by 南風原 筑西(ちくせい)塾 at 20:06│Comments(0)
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