2016年04月26日

入試に短期間で合格する方法 その6

入試に短期間で合格する方法 その6


前回は、記憶力や考える力を強くするためには、

①絶対に集中力が必要である。

②集中力があれば、短時間の勉強でも記憶に残りやすいし、考える力も強くなる。

③集中力があれば、短時間の勉強でも勉強が進むので、同じものを長時間やる必要がないので疲れにくい。
 また、勉強時間が少なくて済むので、一日にたくさんの科目をすることができる。

ということを見てきました。



いままでは、短時間(短期間)での記憶をおもに考えてきました。

今回は、長期間での記憶を考えてみましょう。


あなたが、今日、初めて会った人がいたとしましょう。

それから一年、再び会ったとき、はたして覚えているでしょうか?

よほど印象に強く残った人なら別ですが、普通ほとんど、覚えていないのではないかと思います。

これが二週間後でも、似たような結果になると思います。


これが、初めて会った日から、毎日会う人ならどうでしょう。

二度目、三度目と印象が強くなり、数日から数週間後には、はっきりと顔を思い浮かべられるぐらいになると思います。

頻繁に会う人は忘れにくいのです。


ここで覚えておいてほしいのは、

『 頻繁に出会うものは記憶に残りやすい 』

ということです。


また、毎日出会っていた人が、何かの関係で(卒業や退職などで)疎遠になったとします。

そうすると、時間がたつにつれ記憶が薄れていき、数年もたつと、思い出せない記憶が増えてきます。

記憶は、何もしないでいると確実に消えていきます。

ここで覚えておいてほしいのは、

『 記憶は何もしないでいると、確実に消えていく 』

ということです。


以上のことより、

『 頻繁に出会うものはよく記憶できるが、その記憶も頻繁に出会わなくなると確実に消えていく 』

すなわち、

『 記憶したものでも記憶できていないものでも、あまり間を空けずに、頻繁に繰り返し何度も復習することが重要 』

ということになります。




これまでのまとめをします。

記憶力や考える力を強くするためには、

『絶対に集中力が必要』

です。


集中力があることが大前提となります。

そして、短期間(一日単位)での記憶では、

『集中力があれば、短時間の勉強でも記憶に残りやすいし、考える力も強くなる』

『集中力があれば、短時間の勉強でも勉強が進むので、同じものを長時間やる必要がないので疲れにくい。
また、勉強時間が少なくて済むので、一日にたくさんの科目をすることができる。』

が有効
となります。

また、長期間(二日以上)の記憶では、

『 記憶したものでも記憶できていないものでも、あまり間を空けずに、頻繁に繰り返し何度も復習することが重要 』


となります。

これも、集中力があることが大前提となります。





Posted by 南風原 筑西(ちくせい)塾 at 16:29│Comments(0)
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