2016年04月27日
入試に短期間で合格する方法 その7
入試に短期間で合格する方法 その7
前回は、記憶力や考える力を強くするためには、
『絶対に集中力が必要』
これが大前提であり、
短期間(一日単位)での記憶では、
『 集中力があれば、短時間の勉強でも記憶に残りやすいし、考える力も強くなる 』
『 集中力があれば、短時間の勉強でも勉強が進むので、同じものを長時間やる必要がないので疲れにくい。
また、勉強時間が少なくて済むので、一日にたくさんの科目をすることができる。』
また、長期間(二日以上)の記憶では、
『 記憶したものでも記憶できていないものでも、あまり間を空けずに、頻繁に繰り返し何度も復習することが重要 』
でした。
今回は、前回までの結果を、脳科学から見ていこうと思います。
まず、大前提となる集中力は、
『 脳がもっている能力を一点に集中させる力 』
です。
これがなければ、脳の力が分散されてしまいますから、脳は持っている力を最大限に発揮できないことになります。
そして、
『 集中力があれば、短時間の勉強でも記憶に残りやすいし、考える力も強くなる 』
『 集中力があれば、短時間の勉強でも勉強が進むので、同じものを長時間やる必要がないので疲れにくい。
また、勉強時間が少なくて済むので、一日にたくさんの科目をすることができる。』
のは、当然理解できると思います。
すなわち、まず記憶に残す方法は以上に尽きると思います。
それでは、頭に残った記憶を持続させる方法を見ていきましょう。
『 記憶したものでも記憶できていないものでも、あまり間を空けずに、頻繁に繰り返し何度も復習することが重要 』
ですが、それではどれぐらいの間隔で復習したらいいのでしょうか。
ここで、エビングハウスという人が実験をご紹介します。
エビングハウスは、でたらめに作った意味のない3つのアルファベットの単語を、たくさん覚えさせて、その記憶がどれくらいのスピードで忘れられていくかを実験しました。
それが、以下の忘却曲線です。(以下の図は「itogen」さんのブログから転載させていただきました。itogen さん、ありがとうございます。)

これでいくと、20分後には覚えた単語の42%を忘れ、
1時間後には56%を忘れるそうです。
10個単語があるとすると、
20分後には4個忘れ、
1時間後には5~6個忘れる計算になります。
1時間後には半分以上忘れてしまうことになりますね。
そして、一日後には74%忘れる、ということは7~8個忘れることになります。
1日後に覚えている単語は、2~3個ということになり、さびしい限りです。
しかし、これに負けてはいられません。
実は、頻繁に復習することにより、忘却曲線をゆるやかにでき、忘れる単語の数を減らすことができることが分かっています。それが以下の曲線です。
復習すればするほど、忘却曲線が緩やかに減っていくのがお分かりいただけると思います。

では、覚えてから、いつの時期に復習したらよいのでしょうか。
忘却曲線を見ると、20分~1時間後ぐらいで半数近くを忘れますので、この時期に復習するとよいと思います。
ここで、重要な注意事項があります。勉強したときに、問題集などに解答は書き込まず、きれいな状態のまま何回も使うということです。
また、間違ったところには必ず小さな印をつけ、2度間違ったところには2つの印が、3度間違ったところには3つの印が、というように間違った回数分の印をつけてください。
これはあとでまたふれると思いますが、これがとても重要なんです。
第一回目の復習の目安は、その教科を終えて次の教科に移るときがいいかもしれません。
それでは、次の復習の目安はいつがいいでしょうか。
目安としては、一日後あたりがいいと思います。
今日の勉強を始める前に、前日の復習をしてから今日の勉強に入るのです。
そのあとは、3~4日おきに復習のために戻ることをおすすめしています。
繰り返し、繰り返しやることで、勉強は身についていきます。
これを怠っているようでは、できるようになるはずありません。
前回は、記憶力や考える力を強くするためには、
『絶対に集中力が必要』
これが大前提であり、
短期間(一日単位)での記憶では、
『 集中力があれば、短時間の勉強でも記憶に残りやすいし、考える力も強くなる 』
『 集中力があれば、短時間の勉強でも勉強が進むので、同じものを長時間やる必要がないので疲れにくい。
また、勉強時間が少なくて済むので、一日にたくさんの科目をすることができる。』
また、長期間(二日以上)の記憶では、
『 記憶したものでも記憶できていないものでも、あまり間を空けずに、頻繁に繰り返し何度も復習することが重要 』
でした。
今回は、前回までの結果を、脳科学から見ていこうと思います。
まず、大前提となる集中力は、
『 脳がもっている能力を一点に集中させる力 』
です。
これがなければ、脳の力が分散されてしまいますから、脳は持っている力を最大限に発揮できないことになります。
そして、
『 集中力があれば、短時間の勉強でも記憶に残りやすいし、考える力も強くなる 』
『 集中力があれば、短時間の勉強でも勉強が進むので、同じものを長時間やる必要がないので疲れにくい。
また、勉強時間が少なくて済むので、一日にたくさんの科目をすることができる。』
のは、当然理解できると思います。
すなわち、まず記憶に残す方法は以上に尽きると思います。
それでは、頭に残った記憶を持続させる方法を見ていきましょう。
『 記憶したものでも記憶できていないものでも、あまり間を空けずに、頻繁に繰り返し何度も復習することが重要 』
ですが、それではどれぐらいの間隔で復習したらいいのでしょうか。
ここで、エビングハウスという人が実験をご紹介します。
エビングハウスは、でたらめに作った意味のない3つのアルファベットの単語を、たくさん覚えさせて、その記憶がどれくらいのスピードで忘れられていくかを実験しました。
それが、以下の忘却曲線です。(以下の図は「itogen」さんのブログから転載させていただきました。itogen さん、ありがとうございます。)
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これでいくと、20分後には覚えた単語の42%を忘れ、
1時間後には56%を忘れるそうです。
10個単語があるとすると、
20分後には4個忘れ、
1時間後には5~6個忘れる計算になります。
1時間後には半分以上忘れてしまうことになりますね。
そして、一日後には74%忘れる、ということは7~8個忘れることになります。
1日後に覚えている単語は、2~3個ということになり、さびしい限りです。
しかし、これに負けてはいられません。
実は、頻繁に復習することにより、忘却曲線をゆるやかにでき、忘れる単語の数を減らすことができることが分かっています。それが以下の曲線です。
復習すればするほど、忘却曲線が緩やかに減っていくのがお分かりいただけると思います。
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では、覚えてから、いつの時期に復習したらよいのでしょうか。
忘却曲線を見ると、20分~1時間後ぐらいで半数近くを忘れますので、この時期に復習するとよいと思います。
ここで、重要な注意事項があります。勉強したときに、問題集などに解答は書き込まず、きれいな状態のまま何回も使うということです。
また、間違ったところには必ず小さな印をつけ、2度間違ったところには2つの印が、3度間違ったところには3つの印が、というように間違った回数分の印をつけてください。
これはあとでまたふれると思いますが、これがとても重要なんです。
第一回目の復習の目安は、その教科を終えて次の教科に移るときがいいかもしれません。
それでは、次の復習の目安はいつがいいでしょうか。
目安としては、一日後あたりがいいと思います。
今日の勉強を始める前に、前日の復習をしてから今日の勉強に入るのです。
そのあとは、3~4日おきに復習のために戻ることをおすすめしています。
繰り返し、繰り返しやることで、勉強は身についていきます。
これを怠っているようでは、できるようになるはずありません。
Posted by 南風原 筑西(ちくせい)塾 at 18:24│Comments(0)